ナース制服の種類毎のメリット・デメリットと制服の買い方

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皆さんの勤務している病院や医療施設では、どのような制服がしてされていますか?制服はいろんなタイプのものがありますし、昔と今では変化した部分もありますよね。

看護師の制服で使用されているものにはどのようなものがあるのか、パンツタイプとワンピースタイプのメリットなどを紹介します。また、自分で白衣を購入する際、どこで買うといいのか見ていきましょう。

【ワンピースタイプの白衣】

看護師の制服と聞いて、まず思い浮かべるのがワンピースタイプの白衣ではないでしょうか。ワンピースタイプとパンツタイプの白衣を選ぶことのできる病院は多いですが、最近はワンピースタイプを選ぶ看護師は少なくなりましたね。

〈メリット〉

  • 着替えやすい。
  • 体型をカバーできる。
  • かわいらしいデザインのものが多い。
  • 夏場はパンツスタイルよりも涼しく着ることができる。
  • クリーニングを自分で出さなければならない場合、パンツタイプよりも若干安い。

〈デメリット〉

  • ストッキングをはかなければならないし、ストッキングがすぐに伝線するためコストがかかる。
  • 下着にまで気を付けなければならない。
  • 動きづらく、体位変換や患者さんの移動をしづらい。
  • セクハラにあうことがある。
  • ストッキングをはくことで、足が蒸れやすくナースシューズのにおいが気になる。

ワンピースタイプは着替えやすく涼しいというメリットがあります。しかし、非常に動きづらく、ストッキングを着用しなければならないというデメリットもあります。患者さんの体位変換や移動の介助を行うことが多い場合や、忙しく走り回ることもある病院で勤務している方は、ワンピースタイプの白衣は避けたほうがいです。

私が勤務していた病院では、毎年ワンピースタイプとパンツタイプの白衣を1着ずつ支給されました。しかし、私はパンツタイプの白衣しか着なかったため、ワンピースタイプしか着ない先輩看護師とトレードしていました。また、毎年看護師一人あたり5足の白いストッキングが支給されていましたが、当然ですが5足で1年間を過ごすなんて無理ですよね。白いストッキングはどこでも購入できるわけではありませんし、毎日のように伝染することもありました。コストがかかりすぎるため、私はワンピースタイプの白衣をあまりお勧めできません。

【パンツタイプの白衣】

パンツタイプの白衣を着用している看護師は非常に多くなりましたよね。動きやすいですし、スカートのようにいろいろなことを気にする必要はありません。最近では、病院指定の白衣がパンツスタイルのみとなっている病院も多いです。私が勤務していた病院や近くの病院では、白衣のズボンは白ではなくネイビーでしたので、下着が透けるのを心配せずに働くことができました。

〈メリット〉

  • 動きやすい。
  • 患者さんの体位変換や移動をするときも気にならない。心臓マッサージも気にせず行うことができる。
  • ストッキングではなく靴下でよいため、足が蒸れにくい。

〈デメリット〉

  • 自分で裾上げをしなければあらないこともある。
  • ズボンが白だと、ワンピースタイプと同様に下着に気を付けなければならない。
  • 体型をカバーすることができない。昼食後や夜勤明けはおなかが苦しくなることもある。
  • 妊娠中は着用することができない。

【スクラブタイプの白衣】

最近は新たな白衣の種類として「スクラブ」を導入している病院が増えてきましたよね。大学病院や市民病院などの、急性期を担当する規模の大きな病院で採用されていることが多いのではないでしょうか。

スクラブには「ごしごし洗う」という意味があります。スクラブという言葉の通り、ポリエステルや綿などの洗濯をしても傷みにくい生地で作られており、消毒薬や血液などが付着した場合もおとしやすいです。

私の学生時代の友人が勤務している病院では、途中で白衣がスクラブタイプへと変更になりました。変更前は「なんかあまり好きなデザインじゃない。白衣のほうが看護師っぽいのに…」と言っていましたが、スクラブの着用が開始となると「動きやすいし通気性もいい。快適!」と言っていました。

〈メリット〉

  • 生地が傷みにくく、洗濯に強い。
  • 汗を吸収してくれる。
  • 体にフィットしすぎずゆったりとしたデザインであるため、動きやすい。
  • 様々な色が用意されていることが多く、自分の好きな色を選ぶことができる。
  • 従来のナースウェアよりも安価である場合が多い。
  • ボタンやファスナーがないため、非常に着替えやすい。また、ボタン等で患者さんを傷つける可能性もない。
  • 小児科で勤務する場合、花柄やキャラクターなどのデザインを選ぶこともできる。

〈デメリット〉

  • 看護師っぽくなく、他の職業と勘違いされる。
  • 胸元が少し開いているため、前かがみになると胸元が見える可能性がある。

【ポロシャツ】

看護師が仕事中に着るユニフォームと言えば白衣やスクラブです。しかし、介護老人福祉施設や訪問看護ステーションで勤務をする場合、白衣ではなくポロシャツを着用することもあります。

病院や医療施設によっては、施設名がプリントされていることもありますよね。

〈メリット〉

  • 汗を吸収しやすくしわになりにくい。
  • 色が濃いと下着が透けにくい。
  • 家でも洗濯がしやすい。

〈デメリット〉

  • 胸ポケットしかなく、ペンやメモ以外持ち運ぶことができない。
  • 伸縮性が低く、動きづらい。
  • 看護師っぽくない。
  • 施設名が大きく書かれていると、ダサい印象となる。

【ナースキャップはなぜなくなった?】

昔は看護師と言えば「ナースキャップ」というイメージでした。看護師のシンボルともいえるもので、ナースキャップにあこがれていた方も多いと思います。私も看護学校に入学するまでは「私もいつかナースキャップをかぶって仕事をする!」と思っていました。しかし、最近はナースキャップを利用している方はほとんどいませんよね。個人病院のベテラン看護師さんや、病棟師長、看護部長などの管理職の人しかナースキャップを着用していない印象があります。私が学生の時、毎年2年生になると戴帽式がありました。学長よりナースキャップを戴き、ナイチンゲールから火をもらい蝋燭をともす・・・という看護学校ならではの行事です。私も2年生の時にナースキャップを戴きましたが、その時以外に着用することはありません。一つ下の学年からは、戴帽式自体が廃止となっていました。

では、なぜナースキャップは廃止となったのでしょうか。いくつか考えられる理由を見ていきましょう。

不潔だから

皆さんは白衣をどのくらいのペースで選択していますか?汗や患者さんの体液、消毒薬などで不潔になりやすく、汚染することもよくあります。そのため、多くの方が1~2回程度着用してから選択に出すのではないでしょうか。病院でクリーニングをしてもらう場合、週に2~3回洗濯物を回収してくれるため、その時に合わせて洗濯に出しますよね。何で汚れているか分からないため、自分の家で洗うことにも抵抗を感じるのではないでしょうか。靴も汚れやすいですし不潔になりやすいので、定期的に洗うか新しいものと交換しますよね。十分で洗うことに抵抗があれば、靴専用のコインランドリーで洗うこともできます。

しかし、ナースキャップはどうでしょうか。ナースキャップってどうやって洗っていいのかわかりませんし、気軽に交換できるものでもありません。洗うと形が崩れそうですし、元の形に戻すことができるかどうかも分かりませんよね。そのため、白衣や靴ほど頻繁に洗わないのではないでしょうか。私の学生時代の友人が、「ちょっと汚れたからナースキャップを洗濯機で洗った。そうしたら、折り目が全部なくなってしまって、どうすれば元の形に戻すことができるか分からなくなってしまった」と言っていました。

ナースキャップは埃がたまりやすいですし、目に見えないウイルスや細菌などが付着している可能性もあります。しかも洗うことすらできないので、どんどん不潔になってしまいますよね。

危険だから

ナースキャップって意外と危険が多いということをご存知でしょうか。ナースキャップは形が崩れないようにするために糊が付けられていますし、しっかり折り目がついています。そのため、ナースキャップはけっこう固くなっているのです。

仕事中、なかなか頭上にまで注意はいきません。そのため、ナースキャップがいろいろなところにぶつかったりする可能性があるのです。もし、点滴にナースキャップが当たってしまうと、点滴本体とビン針の接続が外れてしまう可能性があります。また、患者さんの移乗介助を行う際に抱えたときに、ナースキャップが患者さんに当たってしまうということも考えられますよね。ほかにも、ナースキャップは頭にのせているだけでなく、ヘアピンで髪の毛と固定します。そのため、ヘアピンが患者さんのベッドサイドに落ちてしまうことがあるのです。もし認知症の患者さんや精神疾患の患者さん、赤ちゃんのベッドにヘアピンが落ちてしまうと、誤飲の原因ともなりえます。

さまざまな危険が考えられることから、ナースキャップは廃止となってしまいました。

看護師は女性だけの仕事ではなくなってきたから

昔は女性看護師のことを「看護婦」と呼び、男性看護師のことを「看護士」と呼んでいました。しかし、男女平等社会となり2001年に「保健婦助産婦看護婦」から「保健師助産師看護師法」へと名称が変更され、この変更に伴い看護婦と看護士と区別していた名称も2002年に「看護師」へと統一されました。

昔は女性の看護師がほとんどでしたが、最近は男性看護師も増加していますよね。日本看護協会が行った調査によると、平成26年の看護師総数は1,142,319名、そのうち男性看護師は73,968名ということが分かりました。

出典:日本看護協会 看護統計資料室

https://www.nurse.or.jp/home/statistics/pdf/toukei05.pdf

https://www.nurse.or.jp/home/statistics/pdf/toukei04.pdf

男性看護師の割合は約6%と少ないですが、年々増加しています。男女の区別をつける必要はありませんので、ナースキャップが廃止された背景に男性看護師の増加も挙げることができるのではないでしょうか。

【白衣を購入するのはどこがいい?】

多くの病院では白衣は支給されていると思います。特に、病院指定の白衣がある場合は、病院が支給する白衣以外は着用することができませんよね。しかし、中には「白衣は自分で購入すること(白衣代一部支給あり)」としているところや、「ワンピースタイプのみ支給。パンツタイプの場合は一部費用負担」となっているところがあるようです。では、白衣はどこで購入すればいいのでしょうか。

看護師の通販サイトを利用する

ナースリーやナース専科など、多くの看護師通販サイトがありますよね。これらのサイトを利用したことがある方も多いのではないでしょうか。印鑑やナースウォッチ、聴診器などを購入したことがある方が多いですよね。

看護師専用の通販サイトでは、もちろん白衣も販売されています。様々な白衣を比較することができますし、値段や人気がある商品を検索することも可能です。そのため、自分が理想とする白衣を探しやすいのではないでしょうか。

看護師通販サイト内では、在庫整理などでセールがされていることもありますし、多くの金額分購入すると割引サービスを受けることができます。そのため、少しお得に白衣を購入することができるのではないでしょうか。さらに、パンツスタイルであれば別料金が必要となりますが裾上げを行ってくれるサービスもあります。わざわざ買いに行かなくてもいいですし、裾上げまでしてもらうことができるので、非常に便利ですよね。

白衣や医療施設用ユニフォーム専用サイトで購入する

看護師の通販サイトでも白衣は販売されていますが、白衣や医療施設用ユニフォームを専門的に販売しているサイトを利用してみてはいかがでしょうか。パンツタイプやワンピースタイプだけでなく、スクラブタイプやケーシージャケット、ポロシャツなど幅広くたくさんの商品の中から探すことができます。

通販サイトを利用する場合、サイズや色が自分の理想としているものと一致しているか確認することができません。しかし、白衣専用のサイトであれば、サンプル品を無料で貸し出してもらうことができます。自分で実際に着用して購入できるので、サイズ変更や返品などをすることは無くなるのではないでしょうか。

【まとめ】

看護師の白衣の制服の種類やナースキャップ廃止理由、白衣の購入方法について紹介しました。白衣には様々なタイプのものがありますが、すべてにメリット・デメリットがあります。自分が一番好きなタイプの白衣で働くようにしましょう。

白衣を自分で購入する場合、利用する通販サイトによって取り扱っている商品は異なります。いくつかのサイトを比較したほうが、自分が理想とする白衣を見つけることができるかもしれませんね。

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