看護師さんがおしゃれで可愛い髪型にするときの注意点

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女性でも男性でも、身だしなみを整えることは大切ですよね。特に、髪型に気を使っている方は多いのではないでしょうか。最近はモデルや芸能人の方を参考に、髪型や髪色を変更することもあると思います。学生時代は比較的自由に髪型を楽しむことができますが、社会人となるとなかなか自由に楽しむことはできないですよね。

看護師として勤務する場合、髪型や髪色、身だしなみに関して注意しなければならないことがあります。看護師ならではの注意点を紹介しますので、看護師を目指している方や看護学生の方は参考にしてください。看護師の方は、自分の髪型や身だしなみが大丈夫か確認してくださいね。

【看護師の髪型について】

医療関係のドラマや漫画などで見る女性看護師の髪型と言えば、「お団子ヘアー」ではないでしょうか。病院でもお団子ヘアーの看護師を見る機会が多いと思います。なぜこの髪型の看護師が多いのでしょうか。看護師の髪型の注意点とともに見ていきましょう。

髪の毛が患者さんにかからないこと

まず、最も大切なことは「患者さんに髪の毛がかからないこと」です。毎日お風呂に入って髪の毛を洗っているとは思いますが、髪の毛や頭皮には目に見えない細菌や皮脂や汗、埃で汚れています。そのため、髪の毛が患者さんにかかると非常に不潔です。また、患者さんに対して処置を行っているときに髪の毛が落ちてくることがあります。創傷の処置をしている時であれば創傷が汚染されますし、おむつ交換を行っているときだと髪の毛が汚染されます。非常に不潔ですよね。

髪の毛が長い方は後ろでまとめるようにしましょう。

前髪が邪魔にならないように工夫を

最近、前髪を斜めに流している方が多いですよね。この前髪にも注意が必要です。患者さんの処置を行う際、顔を下に向けることがあると思います。その際、前髪が視界を邪魔していませんか?採血をする際、前髪が視界を遮ると、適切な部位に針を刺すことはできませんよね。しかし、手は消毒を終えて採血用の手袋を装着していますし、注射気を持っていれば手を放すことはできません。髪型を整えて、再度消毒を行い、手袋を装着する必要が出てきます。効率が悪いですよね。採血以外でも多くの場面で前髪を治せない状況が発生します。

前髪が視界を遮るほどの長さがある方は、ヘアピンでとめたり短くするなど、工夫をおこないようにしましょう。

髪留めは最小限に

髪の毛をまとめるために、ヘアピンをたくさん使用している方がいますが、必要以上のヘアピンは使用しないようにしましょう。小児科や精神科に勤務している方の場合、ヘアピンを落とすと患者さんが危険な状態となることがあります。そのため、使用するヘアピンの本数を決め、仕事中に使用しているヘアピンの数があっているか確認することもいいかもしれません。

また、使用するヘアピンはシンプルなものとし、飾りがついているものは避けましょう。車いすへの移乗介助の時などに、患者さんを傷つけてしまうことになるかもしれません。

華美な髪型は避ける

インターネットで看護師の髪型を検索していると、お団子ヘアーのアレンジを紹介しているサイトがあります。編み込みをしたりおくれ毛を出したり、お団子にボリュームを出すためにふんわりさせたり…と、様々なアレンジが紹介されているようです。確かにかわいいですよね。サイトでも「少しの手間と工夫で、周りの看護師よりもかわいくなろう」みたいなことが書かれていることもあります。しかし、看護師として働く中で、このような華美なアレンジは必要ありません。看護業務を行う中で髪の毛は乱れますし、乱れても直す時間がないことが多いです。また、先輩看護師や患者さんからの評判も悪くなってしまいます。

私が以前勤務していた際、頭のてっぺんにふんわりお団子ヘアーを作ってきた新人看護師がいました。すぐにプリセプターの先輩に、「そんな邪魔なお団子は必要ない。あなたは何をしに病院に来たの?看護師として働く中で、自分をかわいいと見せる必要はない。」と厳しいことを言われていました。患者さんからもあまり評判はよくなく、特に患者さんの家族から「あの看護師、仕事をちゃんとすることができるの?」と、信頼の低下にもつながるようでした。

かわいい髪型にしたい気持ちもわかりますが、仕事中には必要ありません。患者さんや先輩看護師には、悪い印象を与えることとなります。かわいい髪型はプライベートで楽しむようにしましょう。

男性は襟につかない程度の長さに

最近は、男性の中にも髪の毛を伸ばしたり、おしゃれな髪型をされている方が多いと思います。しかし、看護師を目指すのであれば、髪の長さは襟につかない程度にするようにしましょう。「自分は長めの髪型のほうが似合う」という方もいるかもしれませんが、男性の長髪は患者さんからの印象が良くありません。襟足だけ伸ばすということも避けたほうがいいでしょう。

サイドの刈り込みなどのおしゃれな髪型もやめたほうがいいです。男性看護師の髪型は、短髪にしておくことが一番清潔感があるため、患者さんからも看護師からも印象が良くなりますよ。

【看護師の髪色について】

最近はおしゃれのためにカラーリングをしている方が多いですよね。看護師カラーリングを行って大丈夫ですが、いくつか注意点がありますので参考にしてくださいね。

明るすぎない色に

まず、あまり明るくない色にしたほうがいいでしょう。限りなく金に近い茶髪や、明らかに金髪で働いている方もいますが、患者さんや家族からの印象は悪いです。新卒直ぐに明るい髪型にすると、病棟師長から目を付けられるケースもあります。最初は暗めの髪色とし、2年目以降に少し明るめの髪色に挑戦するのはいいかもしれません。ただし、先輩看護師以上の明るい色にすることはやめておきましょう。

奇抜な色にしない

街を歩いていると、赤やピンク、青、緑…と、様々な髪色の方を見ると思います。中には黒と金などの2色に染めている方を見ることもありますよね。とくに美容関係の仕事をしている方に多いのではないでしょうか。看護師の場合、このような髪色にすることはやめましょう。どんなにおしゃれだったとしても、患者さんからすると「奇抜な看護師」という印象となってしまいます。日本は高齢化社会ですので、患者さんの多くは高齢者です。若い方は奇抜な髪色を見る機会があるかもしれませんが、高齢者は奇抜な髪色を見る機会が少ないため、第一印象を非常に悪くする可能性があります。

奇抜な髪色にしている方は、病院実習が始まる前までにしておきましょう。

【看護師のピアスについて】

髪型についていくつか紹介しましたが、身だしなみで注意することはほかにもたくさんあります。まず、ピアスの注意点についてみていきましょう。仕事中にピアスを付けることは大丈夫ですが、以下の注意点を守ってくださいね。ピアスが許可されていない病院もありますので、就業規則を確認してからピアスを付けるようにしてください。

両耳に1つずつのみに

昔は「ピアス禁止」となっていた施設が多かったのですが、最近は「入院中の患者さんが明るい気持ちになる」などといった理由からピアスが許可されている施設が多くなっています。

ピアスを付けるのであれば、両耳に1つずつのみつけるようにしましょう。ピアスの穴が3個以上空いている方も多いとは思いますが、多くの病院では「ピアスは両耳に1つずつ」と決まっています。軟骨に開いている方もいると思いますが、耳たぶの装着のみとしましょう。

外れないものを選ぶ

自然に外れないようなタイプのものを選択してください。ピアスが落ちると、患者さんの誤飲につながることや、患者さんを傷つけてしまうことがあります。そのため、キャッチが外れないものを選ぶようにしましょう。

キャッチをなくしたピアスや、耳にかけるタイプのピアスは避けるようにしましょう。

華美でないもの

仕事中に使用できるピアスは「華美でないもの」のみです。小さな石のついたスタッドピアスを選ぶようにしましょう。スタッドピアスの中には大きな花がついているものやハートの形をあしらったものなど、かわいいものがたくさんあります。しかし、看護師が仕事中に装着できるピアスは、一番シンプルなピアスだけです。かわいらしいデザインのピアスは、プライベートで楽しむようにしましょう。

また、チェーンのついているものや輪っかがついているものは、危険ですので絶対にやめてください。「患者さんを傷つけないように、柔らかい素材だから大丈夫です」なんて考えの方がいるかもしれませんが、これらのデザインは患者さんだけに危険が及ぶのではありません。看護師にも危険が及ぶのです。認知症の患者さんや小さな子どもの看護を行う際、つかみやすいデザインのピアスを引っ張てしまう可能性があります。ピアスが破損するだけならいいのですが、ピアスホールから出血することや、ピアスホールが避けてしまうということも考えられるのです。

仕事中にピアスを付けるのであれば、一番シンプルなものを選ぶようにしましょう。

【看護師の爪について】

看護師はケアや検温、処置の際に患者さんに触れることが多いですよね。その際、看護師の爪が原因で、患者さんを傷つけてしまう危険性があります。特に高齢者や赤ちゃん、状態の不安定な患者さん、栄養状態のよくない患者さんの場合、皮膚がとても弱くなっています。そのため、看護師の爪が少し当たっただけで表皮剥離を起こしてしまうこともあるのです。

爪の長さは手掌側から見て、爪がでない程度の長さに整えるようにしましょう。また、爪切りで切っただけだと部分的に尖っている状態となることもありますので、爪切りを使用した後はやすりを使うと、さらに危険性を減らすことができます。

最近はネイルが流行っていますが、看護師はネイルを行うことはできません。マニキュアを塗ることもやめましょう。爪が弱い人に限り、透明のマニキュアやトップコートが許可されていることもあります。爪の弱い方は、勤務している施設に相談するようにしてくださいね。

【看護師の香水について】

看護師としての勤務中は、香水は禁止です。香水の匂いで患者さんの嘔気・嘔吐を誘発することもありますし、患者さんの体調の変化で生じる「におい」を香水が邪魔することも考えられます。

香水以外にも、香料のきついものは避けるようにしましょう。見落としがちなものにハンドクリーム、柔軟剤、制汗剤、衣類の消臭剤、ロッカーの消臭剤などがあります。これらを使用する際は無香料タイプを選ぶようにしてくださいね。できればにおいのきついシャンプーやコンディショナーも避けるようにしましょう。

【看護師のユニフォームについて】

最後に、看護師のユニフォームについてのポイントを見ていきましょう。あなたのユニフォームの着用の仕方は大丈夫ですか?学生の方は実習中や今後のために、すでに看護師として活躍されている方はポイントを守ることができているか確認してみてください。

汚れがない

看護師のユニフォームは白や水色、ピンクなどの色の薄いものがほとんどです。そのため、汚れがあると非常に目立ってしまいます。病院は清潔な環境なのに、ユニフォームに汚れがあると清潔とは言えませんよね。1~2回着用したら、洗濯に出すようにしましょう。

蛍光ペンや患者さんの排泄物、消毒液などの汚れは、洗濯に出してもなかなか落ちません。ビニールに入れて「○○が蛍光ペンで汚染」など書いたメモを一緒に入れるようにしましょう。油性ペンでの汚染は取れませんので、ポケットの中でキャップがあかないように注意してくださいね。

ポケットの中にものを詰め込みすぎていない

ユニフォームにポケットがついていると思いますが、ものを詰め込みすぎていませんか?患者さんに当たることや中身を落としてしまうこと、必要なものをすぐに取り出すことができないなど、詰め込みすぎはよくありません。

ペンやスケール、ペンライト、はさみ、印鑑、メモ帳、サージカルテープ、アルコール綿など、非常にたくさんのものがポケットに入っていると思います。必要なものと必要でないものを判断し、ポケットの中をすっきりさせましょう。看護師グッズの通販サイトでは、ポケットの中をすっきりさせるグッズもありますので、活用してみてくださいね。

【まとめ】

看護師ならではの髪型や身だしなみについてまとめました。現在看護学生の方は、今後の実習や就職の時の参考にしてくださいね。現在看護師として勤務している方は、まとめた内容を守ることができていましたか?できていな部分は改善し、できている部分は今後も維持できるようにしましょう。

施設によって、身だしなみ面の規定は様々です。自分が勤務している施設の就業規則を確認し、規則を守るようにしましょう。

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